『マッサージをしていない時間も重要だと思う』

座椅子としての「座り心地」に“とことん”こだわりました。
マッサージ中の気持ちよさは一旦置いておき、まずは座椅子としての座り心地を追求しました。
そして、さらに本格的なマッサージ機能を備えさせ、この2つを見事に両立させることが製品化の大きな課題となりました。

まずはじめに満足度に着目し、【座っている時間＝癒しの時間】であると仮定して、そこから「”座り心地のいい椅子”がマッサージまでしてくれたら最高だな。癒されるな。」
というストーリーをたて、【座り心地のいい座椅子なのにマッサージシートでもある】
というコンセプトで企画がスタートしています。

意識したのは、全身の力を抜いて体をあずけられること。
座った時に「気持ちいい」「座り心地がいい」と誰もが思う座椅子を作るため、納得いくまで何度も何度も繰り返し試作を重ねました。
リクライニングの角度やヘッドレスト、アームレストの位置など…もう何回繰り返したかな？というくらいこだわって調節をしました。

『”座椅子らしくない座椅子”を作りあげる』

「ドクターエアにしか出来ない座椅子を作ろう」という視点からデザインコンセプトを作っていきました。 このデザインについてもかなりのこだわりがあります。
座椅子というと、ゆったり座って気楽に過ごせるもの、というような【リラックス感】の強いアイテムだというイメージがあります。
ですが、リラックス感があるのはもちろん、そのあとの次のアクションにさっと移れるような、ある意味ドクターエアらしい”アクティブなイメージ”を持たせたいと思いました。

立ち上がるという動きで参考にしたのは、車のシートです。
車のシートの雰囲気を持たせることで、座りやすさとアクティブなイメージを両立させ、それをビジュアル化しました。
マッサージで癒されて、心と体の充電をして、「よし、頑張ろう！」とエンジンをかける。 そんな心の変化を後押しするようなイメージが伝わると嬉しいです。

その他のポイントとしては、サイドのレバーを使ったリクライニング機能もこだわりポイントです。 一般的な座椅子って角度の調整をするときに【一度最大まで倒してから少しずつ起こして角度を調節する】という動きをしますよね。
この動きは『リラックス』というコンセプトから外れてしまうと思うので、座ったままでリクライニングできるように、サイドにリクライニングレバーを設けスムーズに操作できるようにしました。

あとはヘッドレストの部分。
背中部分を大きく倒してリラックスしているときは、ヘッドレストを起こして角度がある方がいい。 座っている時は首が真っ直ぐに支えられている方が楽だ。とか、誰がどんな姿勢で座っても自在にフィットする、という動きが実現できたと思います。

これらの機能やデザインにこだわり尽くし、家に置いてあっても圧迫感がなく、かつ座ってみると普通の座椅子ともマッサージチェアとも違う。
そんな新しい”ドクターエアらしい”製品になったかなと思います。
ぜひこの座り心地をお試しください。

『ドクターエアの“もみ”は新ステージに入った』

まずぱっと見た感じのイメージが普通の座椅子とはかなり違う。いかにも座りやすそうな見た目をしている。
その特殊な座椅子にマッサージ機能までついているのってすごく面白いと思うし、ドクターエアらしいなとも思って製品化を進めました。

まずは座り心地の良い座椅子を追求していきましたが、ドクターエアといえば「マッサージ」は外せません。
代表的な製品として【3Dマッサージシート】シリーズがありますが、「もみ機能」は人気が高く、大変ありがたいことに良い評価をいただいておりますので、その良さを活かしつつ改良も加えています。 これまでお客様からのご要望などで多く上がっていた「首や肩をもっと揉んでほしい」という要素を実現するため、ネックレスト部分に独立させた新規格のもみ玉を搭載しました。 もみ玉は従来のものに比べ柔らかさを調整したシリコン製で、指圧の押し流す動きが向上し、さらに「挟む」という機能も加えました。これで『プロの手による指圧』の再現度がグッと増したと思っています。

【3Dマッサージシート座椅子】は、「ドクターエアの“もみ”は新ステージ※に入った」と言える自信作ですので、ぜひ多くの方にご体験いただき、良さを実感して欲しいなと思います。
　※3Dマッサージシートシリーズと比較して。