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旅と自然の力で癒やされる。ウェルネス旅で疲れた身体をリフレッシュ!|三浦半島の旅宿 三崎宿

  • ケア
公開日2023.07.10
最終更新日2023.08.01
読み終わるまで10分

「より良く生きよう」という≪ウェルネス≫の概念を旅行に取り入れたウェルネス旅。
旅行中の食事やアクティビティを通じて、健康や美容も取り入れる旅行スタイルを提案する宿泊施設が増え、宿そのものを楽しむ人も増えています。今回は、都心から電車で1時間ほど、古民家を改装した宿で、昔からの港町での滞在を提案する「三崎宿」をご紹介。
居心地の良い宿と三崎港のマグロや三浦の野菜といった地元グルメ、少し足を延ばして楽しめる豊かな自然が魅力のウェルネス旅を楽しんでみてはいかがですか?

Profile
プロフィール
石渡 礼奈
三崎宿 フロントマネージャー

横浜で育ち、三浦に移り住み20年以上経つ。現在は三崎宿のフロントマネージャーを担当。入社後、女性ならではの感性で様々なアイデアを提案し、三崎宿の魅力向上を図っている。

ご宿泊いただく全てのお客様に笑顔になっていただける宿を目指し、自身もやりがいを持ち、お客様とのコミュニケーションを楽しみながら接客を行っている。

WEB: https://misakijyuku.jp/

築100年超の蔵や町屋など古民家を改装した旅宿「三崎宿」

都心から電車で1時間半。日帰りも可能な観光地ながら、最近ここで1泊はもちろん、2泊以上のウェルネス旅を楽しむ人が増えています。

まぐろで有名な三崎港周辺地域でウェルネス旅を推進しているのが、地元に残る築100年を超すような古民家をリノベーションして宿泊施設として提供する「三崎宿」です。
三崎宿は、三崎港を中心に徒歩圏内の4つの古民家で構成された分散型ホテル。
4棟のうち3棟は1棟貸切の宿となっていて、三崎で最も古く江戸時代から続く蔵造りの宿や、三崎港が見える老舗旅館をリノベーションした宿など、どれも魅力ある建物ばかりです。

三崎宿のフロント担当である石渡礼奈さんは「三崎は比較的近くに油壷や城ヶ島などの観光地があるほか、釣りや海岸での乗馬といったアクティビティも豊富です。
観光を楽しめる一方で宿での時間を大切にされる方も多く、15時のチェックイン開始時間と同時に入り、三崎の町を散策したり、宿でのんびりしたりしています。
当宿に泊まることで、リラックスだけではなく健康にもなれる。
そんな宿を目指しています」と語ります。

使い方は自分次第。カップルやお友達同士、家族やビジネスユースも

分散型ホテルである三崎宿は、現在4つの独立した建物で構成されていて、好きな施設を指定して予約をします。

鮪問屋として繁栄した商家だった築200年超の<江戸の蔵宿>、かつての旅籠が生まれ変わった見晴らしの良い屋上デッキがある<本陣>、明治から続いた商店をリノベーションした<酒宿山田屋>、金物屋を営んでいた築100年以上の町屋造りの<古民家の旅宿>。
そのどれもが、古き良き建物の特徴を大切にしながら、過ごしやすく洒落た造りにリノベーションされ、快適な滞在が可能です。

「<本陣>を除く3つの宿は1棟貸切となっています。
<江戸の蔵宿>はベッドルームが3室、最大で8名様まで宿泊できますのでグループでの宿泊もでき、1階の中庭でお友達同士でBBQも楽しめるんです。
もちろん、贅沢に2名様でゆったりとくつろがれる方も多いですよ。
鮪問屋だった名残りのある蔵造と、増築されたハイカラな洋館が混在する点が魅力で、階段下に引き出しが備え付けられた階段箪笥や昭和レトロなガラス扉など、異なる時代のデザインが調和しています。
個人的なおすすめポイントは、2階にある寝室から出られる小さなテラスです。
“星空テラス”と名付けられたここで、夜はのんびりと星を見て過ごせます」

三崎宿の中では現在唯一、1棟貸切ではないのが<本陣>とのこと。
ここはかつての旅籠をリノベーションした宿泊棟で、定員2名の客室が計5つあり、どの部屋にも三崎港が展望できる広いお風呂がついています。
(5部屋全てのお部屋をご予約いただきますと貸切でもご利用いただけます)
 
「<本陣>の魅力は景色の良さです。広い展望風呂のほか、屋上にはスカイデッキがあり、露天風呂があります。
現在は準備中ですがゆくゆくはここでBBQをできるようにする予定です。一部屋ごとに浴室も違い、雰囲気を変えているので、泊まるたびに新しいお部屋を楽しむ方もいらっしゃいますよ。
大人の方のみ2名様のお部屋なのでカップルにおすすめです。
なお三崎宿は<江戸の蔵宿>でBBQができる以外、現在は宿でのお食事提供はしていません。
これは、宿と町が一緒になってお客様をおもてなししていく地域活性化にも取り組むこれからの旅行スタイルだと思っています。
ぜひ港町のおいしいお店で食事を楽しんでください。
ただ、宿でゆっくり食事をしたいというご要望も多いことから、今後は仕出しや近隣の飲食店との提携の形でご提供できるようにしていきたいと考えております」

お宿でゆっくり。おすすめのリフレッシュ方法

同宿がウェルネス旅を提案するにあたり、導入したのがちょっと贅沢感のある設備や備品です。
どの宿もお風呂が大きく、檜造りや石造りのお風呂でゆったりと足を伸ばして入ることができます。
ベッドルームのほかに居間などがあり、到着後はそこでひと休みして、お茶をしながらおしゃべりをしても楽しそうです。
 
そして嬉しいのが、すべての宿に体のケアができる備品があること。
室内にはドクターエア商品が置かれ、好きな時に好きな場所で、自由に利用できます。
なんとこの備品の設置は石渡さんの発案だそうです。

「もともと、以前から私がドクターエアのマッサージシートを使っていて大好きだったんです。
疲れた時に使うと本当に気持ちが良くて。ただこういうのって実際に使ってみないとその良さがわかりません。
なので、宿などで気軽にお試しできたらすごく嬉しいだろうなと思ったのがきっかけです。
特に三崎宿はチェックイン開始の15時に来られて、しばらくお部屋でゆっくりされる方が多く、お部屋滞在時間が長いんです。
その時に観光の疲れを癒せるグッズがあったら良いなと思いました」
 
すべての宿で導入しているのは、肩甲骨までぴったり届く3Dハンディマッサージャー2と、肩や腰をもみほぐす3DマッサージピローS(コードレスタイプ)、全身とフェイスラインに使えるエクサガン ハイパー、気になる目もとの疲れに3Dアイマジックの4点セット。
宿によってはさらに別のケア商品があることも。
 

「<江戸の蔵宿>には肩腰足と全身のケアができる3Dマジックチェアと肩にかけてつかえる3Dネックマッサージャープレミアムが、<古民家の旅宿>には歩き疲れた時に使いたい3Dフットマッサージャースツールがあります。
皆さんすごく喜んでくれて、お帰りの際に『あれが気持ち良かった』などと感想を伝えてくださる方もいます」

都会から1時間半。気軽に行ける三浦の魅力

都心から近い三崎港。三浦半島は自然が豊かで、三崎港から少し足を延ばすと油壷や城ヶ島などの観光地もあります。
当日限定の電車&バス乗車券と選べるお食事券などがついた京急電鉄のお得な切符「みさきまぐろきっぷ」や、2日間利用できる「三浦半島まるごときっぷ」などがありたっぷりと楽しむことができます。
三崎港と三浦半島の魅力を石渡さんはこう語ります。

「三浦は海と山、川があり、自然に恵まれたエリアです。
観光地を見て回るほか、釣りや海岸線での乗馬などのアクティビティも豊富なんですよ。
その中でも三崎港は、鮪の陸揚げ漁港として知られ、お買い物やグルメも楽しめます。
海の駅<うらり>や<三崎港朝市>は人気で、鮪はもちろん、それ以外の水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や採れたての野菜・果物も購入できます。
 
最近ではオシャレなカフェなどもでき、町歩きも楽しめます。
特にこのエリアは古くからの建物が残っているので、町並みもノスタルジックな雰囲気です。
 
大自然を満喫していただいたり、ゆっくりと町歩きしていただいたり、お部屋のお風呂に入って、ほぐれた体をドクターエアでケアしていただいたり。
自然と癒しの旅で心からリフレッシュして、宿泊者の皆様に健康になってもらいたいと思っています」

インタビューを終えて

ウェルネス旅を紐解いてみると、普段の自分の旅行スタイルが実はウェルネス旅だったという人は多いのでは?
無理に観光や予定を入れなくても良いですし、逆に無理にじっとしていなくてもOK。
自分が一番楽しく、リラックスできる旅行スタイルをこれから見つけていくのもまた、ウェルネスなのかもしれませんね。

今回ご紹介している三崎宿さまの情報はこちら
|宿屋情報
三浦半島の旅宿 三崎宿
〒238-0243 神奈川県三浦市三崎4-8-10


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