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美人の条件は首と脇!?プロも実践する小顔を作る簡単ケア!|山口 良純

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公開日2022.12.12
最終更新日2024.10.18
読み終わるまで10分

多くの美容家が「マスク着用ならではのケアが必要」と呼びかけています。「マスク生活のケアを行わないと、本来の美しさより−3の状態になる」と話すのは、モデルや女優などの芸能人を始め、多くの人たちにボディメンテナンスを行う山口良純先生です。
 

Profile
プロフィール
山口 良純
代官山山口整骨院院長

1969年、栃木県足利市生まれ。祖父、父共に整骨院院長。祖父から三代に渡って伝承された、ほねつぎ、整骨の伝統的古典療法「山口式古典療法」を受け継ぐ。それに基づく知識を応用し、変わりゆく生活習慣に合わせたオリジナルの美容ボディバランス整体(小顔矯正・О脚(足のゆがみ・X脚など)・猫背など)が口コミやブログで広がる。モデルだけでなく女優やアナウンサー、スポーツ選手など多くの著名人のボディメンテナンスを手がける。

代官山山口整骨院(http://seikotsu-daikanyama.com/index.html)

Instagram:daikanyama_yamaguchiseikotsuin

2020年から続くコロナ禍によって、マスク着用が当たり前になりました。「新型コロナウイルス生活影響度調査」の「新型コロナウイルスの影響で習慣化しそうなこと」という調査でも「マスクの着用」が最も多くあげられ、その割合は51.4%と半数以上に。

(※出典:2022年3月 新型コロナウイルス生活影響度調査(支出編) | リサーチ・市場調査ならクロス・マーケティング (cross-m.co.jp))

このような状況に対し、多くの美容家が「マスク着用ならではのケアが必要」と呼びかけています。「マスク生活のケアを行わないと、本来の美しさより−3の状態になる」と話すのは、モデルや女優などの芸能人を始め、多くの人たちにボディメンテナンスを行う山口良純先生です。
 
今回は、山口先生が登壇された「ドクターエア フェイス&ボディケアメソッド」の講演会から、マスク着用のダメージをケアする「小顔を作る簡単ケア」をお伝えします。

小顔を作る首ケア。鎖骨・デコルテから美しく

「マスク着用の一番の弊害は、表情筋の衰えです」米倉涼子さんなど多くの著名人のボディケアを担当する山口先生はそう語ります。

「口元の筋肉が動かしづらいから、口角やほっぺたが下がる。また、マスクのゴム紐もたるみの原因で、紐が顔面全体を前にひっぱり続けるので表情筋が凝り固まって衰えてしまう=マスクたるみが発生します」
 
マスクたるみへの対策として、山口先生は意外な部分のストレッチをオススメします。
 
「マスクたるみに有効なのが耳のストレッチです。これを行っている人は少ないですが、顔を引き上げるためにはすごく大切。やり方も簡単で、耳を斜め上方向に10回ほど引っ張るだけ。これだけでも、お顔がかなり引き上がります」
 
マスク着用に適したストレッチを教えてもらったあとは、いよいよ小顔を作るケアに。小顔を作るために大切なことは、実は顔のマッサージ以外にもあると山口先生は言います。
 
「お顔と同じくらいケアが大切なのが、首です。最近、胸鎖乳突筋が話題ですが、そのあたりの筋肉が凝り固まっている人は首が太く見えてしまって、フェイスラインが綺麗に表れないんです」

胸鎖乳突筋とは、耳の後ろの部分から首、そして鎖骨にかけてつながっている太い筋肉のこと。フェイスラインや首、デコルテなど見た目に大きく影響する筋肉で、昨今では多くの芸能人が鍛えていると発言し、話題になっています。
 
「胸鎖乳突筋など首のまわりの筋肉をケアするとき、手を使ってもいいですが……」と山口先生。
 
「これまでのハンディガンは振動が強く、筋肉のあるアスリートや向きのものが多いですが、振動が柔らかいものの場合は女性も使いやすく、筋肉を優しく揺らすことで効果的にエクササイズできます。振動が弱いもので筋膜をケアしていきましょう。胸鎖乳突筋の少し後方に当ててコリをケアしていきます
 
少ない振動と小さな刺激は、身体の柔らかな部分への使用にも適しています。

アタッチメントがある場合は3分ほどケアしたとに、振動を少し強めてケアします
 
「次に鎖骨やデコルテのケアです。まず、鎖骨後ろのくぼみ=欠盆に少し回しながらあてて筋肉をケアしていきます。それから、胸鎖乳突筋から肩の筋肉である僧帽筋にそって優しくこちらをあてていきましょう。特に肩甲骨が上がりやすい人は、首に力が入ってしまっているので、こういったケアで悪い癖を取っていくことが大切です」
 
次に鎖骨の下側を触り、ピンと張った大胸筋の腱を探します。
 
「腱にそって回すようにあてていきましょう。少し強めにあてても大丈夫」
 
このケアは、鎖骨を出したい人にオススメ。凝り固まっている腱を意識してケアすることで、鎖骨のラインが見えやすくなるそうです。

バスト上を綺麗に見せる脇ケア

「お顔、首ときて、次にケアするのは脇です」顔と脇の筋肉はつながっているため、脇のケアを怠ってしまうと、顔にも影響するそう。脇の位置が下がることで、顔の筋肉まで下方向に下がってしまうほか、脇付近に脂肪がたまりバストや背中が綺麗に見えないと山口先生は言います。
 
「脇の位置が下がる原因のひとつは、二の腕にあたる上腕二頭筋と上腕三頭筋が凝り固まることによる緊張です」

脇のケアにも効果的。二股のアタッチメントを使い、上腕二頭筋や上腕三頭筋、そして大胸筋の付け根を挟んで動かしていきます。
 
「最初は痛いかもしれません。でも、やり続けていくと筋肉がリフレッシュされて痛みもなくなります」
 
脇のケアは、リンパのつまりを解消する効果もあると山口先生は話します。リンパのつまりは、正確には固くなった筋肉によってリンパが押されている状態です。そのため、筋肉をほぐしてリンパの通り道を作る必要があります。二股のアタッチメントで二の腕を挟んでほぐしていくことでスッキリするはずです。

顔・首・脇のケアで、あなたもハイパービューティーに

「マスク生活が長くなった影響で、ほとんどの人が本来の綺麗さより−3の状態になってしまっている。簡単なケアを続けるだけで美しさを取り戻せると思います」
仕事終わりやフェイスケア終わりにケアを習慣化しましょう。

これらのケアは、顔・首・脇それぞれ2〜3分行えば充分な効果が感じられるとのこと。1分やっただけでも効果が実感できました。最後に山口先生はこう話します。
 
「今日ご紹介したケアを試してみて、ひとまず継続してみてください。それだけでハイパービューティーに近づけます。最高の美容を目指すことは、最大の健康を得ること。ぜひ皆さん続けてみてください」
 
山口先生から、体の内や外のケアについての話題もでた取材現場でした。「ケアを続けるためのコツは、決まりをつくらない」と、ますます手軽でいいんだ!と安心しました。パワフルなので短時間ケアで良い、忙しい日でも使いやすいと感じました。

インタビューを終えて

山口先生の整骨院ならではのメソッドに、発見だらけの取材現場でした。「小顔ケアに、お顔と同じくらい大切なのが、首のケア。」と、筋肉の配置を意識したケアの大切さを感じました。こちらの製品は手軽なのでこまめにケアできるのが嬉しいと思います。

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