旅先でも普段と変わらぬケアを。家電スペシャリスト推薦「“軽くて小さい” ガジェットセット」|滝田 勝紀
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最終更新日2023.07.31
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旅行がわたしたちの「日常」に戻りつつあり、旅行先でも手軽にできるケアが求めらる中、「3年ぶりの出張で体力がもつか不安だった」と話すのは、ライフスタイルメディア『Beyond Magazine』のプロデューサー兼家電スペシャリストの滝田 勝紀さん。今回は、海外取材の経験と家電・ガジェットの知識が豊富な滝田さんをお招きし、旅行先におすすめの「軽くて小さいガジェット」ついて伺いました。
電子雑誌「デジモノステーション」の元編集長。All Aboutの家電ガイドとして活動中。
楽天のショッピングSNS「ROOM」の家電公式インフルエンサーを務め、フォロワー数は40万人(2021年3月現在)以上を抱える。
ベルリンで毎年開催される世界最大の家電見本市「IFA」ほか、海外取材の経験も豊富。
インテリアスタイリスト窪川勝哉氏とともに、オフィス兼「家電とインテリアのショールーム」をオープン。
コンサルティングクリエイターとしても活躍中。
株式会社ConnectBeyond(https://www.beyondmag.jp/)
Instagram:beyondmagjp
Twitter:beyondmagjp
TikTok:@beyondmag
2020年春に初めての緊急事態宣言が発出されてから2年半。感染者数は増減を繰り返しているものの、少しずつ規制等が緩和され、2022年秋からは観光需要の新たな喚起策「全国旅行支援」がスタートしました。旅行が、わたしたちの「日常」に戻りつつあります。
しかし、そこで課題となるのがコロナ禍による体力低下です。出社や出張、旅行の機会が増えつつあるいま、外出時の息切れや疲れなどご自身の体力が落ちているのを実際に感じられている人も多いのではないでしょうか。
このような背景もあってか、いま多くの人が健康対策・ケアを生活に取り入れています。2022年に行われた「身体の悩みに関する調査」(※)では、「健康のために行っていること」として、「規則正しい生活をするようにしている」21.5%、「睡眠を十分にとるようにしている」も同じく21.5%、「疲労が残らないように身体を休めることを心がけている」10.2%などが挙げられました。
(※出典:2022年8月 身体の悩みに関する調査(2022年)-男性編- | リサーチ・市場調査ならクロス・マーケティング (cross-m.co.jp))
これらの対策も大切ですが、旅行先では難しいケアであるのも確か。自身の体調や体力に対して、これまで以上に注意しなければならない現在、旅行先でも手軽にできるケアが求められています。
「3年ぶりの出張で体力がもつか不安だった」と話すのは、ライフスタイルメディア『Beyond Magazine』のプロデューサー兼家電スペシャリストの滝田 勝紀さん。
今回は、ベルリンで毎年開催される世界最大の家電見本市「IFA」など、海外取材の経験と家電・ガジェットの知識が豊富な滝田さんをお招きし、旅行先におすすめの「軽くて小さいガジェット」ついて伺いました。
海外出張前に感じていた身体への不安
「コロナ禍は過去になっていくと思う」。家電スペシャリストとして海外の会社や展覧会に訪問することが多い滝田さんは、3年ぶりに訪れた2022年のドイツ・EUの様子からそう語ります。
「すでにEUではコロナ禍は過去のものになっています。旅行客も多く、マスクも電車に乗る時しかつけなかった。日本含めアジアではまだ感染者数は多いですが、流行は収まる気配が見られ、渡航規制も緩和され始めている。近い将来EUと同じような光景が広がると思います。」
パンデミックの収束に希望が見えるなかの出張でしたが、滝田さんはひとつの大きな不安を抱えていたと思います。それが、体力の低下です。
「海外出張に行く少し前、新型コロナウイルスに感染したんです。一週間ベッドで寝たきりの生活を余儀なくされました。そうでなくても、コロナ禍の2年間、仕事ではリモートワークを続け、休日も外出を控えていて。確実に体力が落ちているのを感じていてたので、出張で体力が持つか心配でしたし、そもそも数十時間飛行機に乗り続けることに耐えられるかも不安でした」
そんな滝田さんの海外出張を支えたのが「様々なガジェット」です。滝田さんは「これらのガジェットがあったおかげで、疲れ知らずだった」という、旅行先でも使えるおすすめグッズを厳選して紹介してくれました。
旅行先でのストレスと疲れをなくし、身体を癒すグッズ
旅行先でも普段の生活のように過ごすことが疲れをためない秘訣、と語る滝田さん。「デザイン性や機能性も大切ですが、使いこなせなかったり重かったりしたら、逆に疲れやストレスをためてしまう」といい、日常使いできる/しているグッズを旅行先にもっていくことを推奨します。
「人間にとって、大きな音はストレスだから」と、滝田さんがまず紹介してくれたのはノイズキャンセリングのヘッドフォン。飛行機搭乗中のエンジン音がほとんど聞こえなくなり、搭乗中の睡眠や映画鑑賞を快適なものにしてくれるといいます。
次に滝田さんが手にとったのは、電動歯ブラシと携帯ウォシュレット。「歯ブラシを現地で買う人も多いですが、海外で販売されている歯ブラシはサイズが大きいものがほとんどのため、磨き残しが出やすく不衛生かもしれません。また、海外にはウォシュレットがないため、携帯ウォシュレットは必須です」。
そして、「僕の海外出張はこれに救われた」と話し、滝田さんが取り出したのがボディケア製品。行きの飛行機から現地のホテル、そして帰りの飛行機まで、何十回も繰り返し使ったそうです。
「小型のボディケアグッズに魅力を体感したのは、現地に飛行機が到着して地上に降りたとき。搭乗中から、エコノミー症候群への対策と筋肉がケアできて持ちいいなくらいの気分で使っていたのですが、到着していざ歩きだしたら足が本当に軽くて。その日は打ち合わせから取材まで一日中動いていたのにも関わらず、まったく疲れを感じませんでした」。
出張中の夜は、ホテルで欠かさず使っていたと話す滝田さん。その効果に感動したあまり、出張中にも関わらず友人におすすめするメールを書いたと言います。
「小型で軽い。にも関わらず、他の大型ボディケアグッズのようなパワーを持っている点です。どこにでも持ち運べて、素人でも手軽に満足できるほどのケアができる。カラーバリエーションも豊富なものが多いから、自分のすきなものを選べばいいんじゃないかなと思います。」
旅を楽しむために、「日常の環境」をそのまま持っていく
「旅行先に持っていくグッズを選ぶポイントは?」という質問に、滝田さんは「デザイン性・機能性・携帯性」の3点をあげました。
「携帯性はグッズを選ぶうえで絶対に考えたほうが良いポイントです。旅行に使うカバンという限られた容量のなかで邪魔にならないもの、手軽に取り出せるものを選ばないと、いずれ使わなくなりインテリアと化してしまう。そのうえで、必要な性能があるかを見るといいと思います。あとは色々言っても結局デザイン性は大事ですよね。グッズは見られるものだし、自分のテンションにも関わるから。自分がいいと思えるモノを持ち運びたいじゃないですか」。
最後に、滝田さんは「日常の環境を旅行先にも持っていくことが、旅を楽しむコツです」と話します。
わたしたちの日常に戻りつつある「旅行」。疲れやすくなった身体を労りながらも存分に楽しむために、旅行に持っていくグッズも肩の力を抜いて使えるものを、と滝田さんは笑顔で語りました。
インタビューを終えて
滝田さんの愛用ガジェットの数々に、盛り上がった取材現場でした。
「手軽に満足できるほどのボディケア」自分がいいと思えるモノを持ち運ぶ上でのポイントを知れました。
出張の多い友人へのプレゼントしようと思います。