万年ダイエッターはもう卒業!「ダイエットスイッチ®」をオンにしてこの夏から美ボディ!|バッキーMショーマ
- ダイエット
最終更新日2023.10.02
ダイエットに挑戦した人の中には「継続できない」「結果がでない」という理由から、挫折、やり直しを繰り返している万年ダイエッターも多いのではないでしょうか。バッキーMショーマさんが開発した「ダイエットスイッチ®」は、日常生活をちょっと見直すだけでダイエットの習慣が簡単に身に付くメソッドです。今回は、バッキーさんにダイエットで成果がでない人に向けて、その魔法のスイッチの入れ方をお聞きしました。
ダイエットスイッチ®をオンにする
株式会社タニタが実施した「生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022」によると、ダイエット経験者の抱える悩みの第1位は「長続きしない」でした。多くの人は、ダイエットを始めても、継続することが難しいと感じているようです。
(※出典:タニタホームページ「生活習慣の変化とダイエットに関する調査 2022」https://api-img.tanita.co.jp/files/user/news/press/pdf/2022/lifestyle_research.pdf)
そんなダイエッターたちの「(ダイエットが)続かない」という悩みを解消するメソッドを提案するバッキーMショーマさん。自著『リバウンドしない魔法のダイエットスイッチ』で紹介されているダイエットスイッチ®は、日常生活で普通に行う、歩く・食べる・寝るなどの動作をきっかけにダイエットのスイッチをオンにする方法です。
「ダイエットを始める前には、ダイエットをするべき理由や目的を明確にすることが大切です。見つからなければ、ダイエットの必要はないかも知れないですよね。またメディアで発信されているダイエット法の多くは、中・上級者向け。しかし挑戦する人たちのほとんどはダイエット初心者です。そのため、ダイエットの途中で『思うような成果があがらない』、『体重が減らない』などの壁にぶつかり、やめてしまうことは当然だと言えます」
ではダイエット初心者がダイエットを成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか? バッキーさんはマインドのチェンジが必要だと言います。
「短期間で体重を減らしたところで、結局はリバウンドしてしまいます。それよりも日々の暮らしのなかで、少しだけダイエットを意識して行動することが大切です。
具体的には、食事はサラダから食べる、茶碗をひと回り小さくしてご飯を減らす、口の中に食べ物を入れたら30回噛む。歩く時の一歩を大股にするなど、小さいことを実行するだけです。それもすべてやろうとせず、まずは1つのアクションから始めましょう。それが70~80%意識してできるようになったら、次のアクションをプラスしていきます。100%の意識改革は目指さなくていいです。それはストレスだし、仕事になってしまうので。そうした意識づけがダイエットスイッチ®をオンにするということになります。そして無意識にダイエットスイッチ®が入ると、ライフスタイルそのものがかわってきたりもします」
初心者でも簡単に始められるドローイン
ほかにも簡単にできるストレッチを行うことで、ダイエットスイッチ®をオンにすることができます。たとえばお腹をへこますドローイン。お腹の中心にある腹横筋が鍛えられます。
「ドローインは初心者におすすめのストレッチです。呼吸の息を吐くタイミングに合わせてお腹をへこまします。テレビを観ながら、スマホを触りながら、歩きながら、寝ながらなど「〇〇しながら」の運動が可能なので、いつでも、どこでも取り入れられます。もし余裕があれば、4秒かけて胸を膨らますイメージで鼻から息を吸う。さらに8秒かけて口をすぼめて「シュー」と言いながら息を吐く、胸式呼吸を取り入れると効果がさらに上がります。ドローインは、基礎代謝を上げるので、続けると脂肪を燃焼する身体にかわってきて痩せやすくなります」
バッキーさんのメソッドの特徴は、すぐに始められて、とても簡単なこと。道具や設備などは必要なく、お金もほとんどかかりません。そのことについてバッキーさんはこう言います。
「ジムに行く、ランニングをするという人は、それだけでダイエットの中・上級者レベルなんですよ。だってジムに入会したり、ランニング用のシューズやウエアを購入したりするって、始める前に1つアクションが入りますよね。これは初心者ではない。ダイエットを始める前にまず「何かをしなければいけない」という行動が入るのは中・上級者がやることだと思うんです。だからお金や時間をかけてダイエットする環境を整えるより、まずは手軽なものを色々と試して、自分にあったダイエットスイッチ®が入る方法を探す。ここから始めてみませんかというのが、僕の提案なんです」
3大コアを動かして柔軟性を手にいれる
バッキーさんは初心者のダイエットは、運動よりも、ストレッチやダイナミックストレッチを推奨しています。その理由は、運動習慣のない人が運動を続けるのは難しいからです。また週に数回の運動を行うよりも、負荷はあまりかからないけれど、いつでも、どこでも、手軽にできるストレッチを取り入れて基礎代謝の高い燃焼系ボディを作る方が、初心者は効率よく痩せると考えています。
特に3大コアと呼ばれる「体幹・肩甲骨・股関節」の柔軟性を高めることで基礎代謝が高まります。バッキーさんに初心者におすすめのストレッチを紹介してもらいました。
体幹ストレッチ~ひざdeゴロにゃーご
- ①あおむけに寝て、膝を立てます。この時、両膝の内側同士をくっつけるのがポイントです。腕は自然に下に伸ばします。これがスタートの姿勢です。
- ②両膝を左側に倒し、腰を捻って4秒キープします。この時、両腕、両肩が床から離れないように注意しましょう。
- ③同じように、両膝を右側に倒して4秒キープします。
これを1セットとして、4セットするのがバッキーさんのおすすめです。またこのストレッチに、前章で紹介したドローインを合わせるとさらに負荷がかかりインナーマッスルが鍛えられます。
このストレッチは布団の上で気軽にできるため、ダイエットスイッチ®のひとつとして朝起きた時や、夜寝る前のルーティンにすると効果があがります。
ダイナミックストレッチに挑戦しよう
有酸素運動にもなるダイナミックストレッチとは、体をリズミカルに動かして、筋肉を刺激しながら可動域を広げて柔軟性を高めるストレッチです。バッキーさんに初心者でもできるストレッチを教えていただきました。
立位de左右フリフリストレッチ
右の脚も同様に行います。余裕のある人は、キープする際、鼻から息を吸いながら4秒、口から息を吐きながら4秒を目安として、前で紹介したお腹をへこませるドローインを入れるとさらに負荷がかかるので試してみてください。8回×26セットを目安に行いましょう。
全身を使ったストレッチで代謝を高める
アイテムを使い、さらにストレッチに負荷をかけるのもおすすめです。今回は振動マシンを使った運動をバッキーさんにお聞きしました。
腕振りX(エックス)de バンザイ背伸び体操
肩回しエイト、腕振り、Xdeバンザイ背伸びの、3つのストレッチを組み合わせて1つのストレッチになっています。初心者は振動マシンの真ん中で行うとやりやすいです。またプログラムモードは6~7が推奨ですが、自分のレベルに合わせて設定するといいでしょう。
インタビューを終えて
信号待ちや、電車の中でドローインをする習慣が身に付けば、それだけでダイエットです。少し意識を変えるだけでダイエットスイッチ®はオンになります。万年ダイエッターの私ですが、バッキーさんにお話を聞き、このマインドの切り替えを意識して、ただいま楽しくダイエットに挑戦中です。